こんにちは。「ねこすけ」です。
HPをごらんいただきありがとうございます。
殆ど更新していないわけですが、毎日多くの方にアクセスしていただいており、この事件の関心の高さに驚かされます。
また殆ど管理していないBBSにも多くの書き込みをありがとうございます。
BBSは基本的には毎日、少なくとも3日に1度は見ております。
確かにほったらかしと云われてもしょうがないですが、私としては静観視しているつもりです。
このHP、BBSを訪れてくれる人は、この事故に関心をもっており、いいかげんな事故調査結果に憤りをもっている方ばかりだと信じております。
BBSでは、煙たがられている方も何人かいらっしゃるようですが、私はそのような方々に退場を願ったり、アクセス禁止にしたりするようなことは絶対にしないつもりです。
もちろん私から見ても、少々説に無理があるとは思いますが、自説を持ち、本まで出版し、関連機関に再調査を何度も依頼されているという姿勢には感服いたします。
ただ、みなさんにお願いしたいのは、紳士的な態度と、遺族の方々への配慮です。
また、お互いに質問等にはちゃんと回答していただきたく存じます。
そしてこのBBSが有効な場となるよう、ご活用していただきたく存じます。
正直云いまして、私はこれまで御巣鷹山へ登ったことはありません。関係者から直接話を聴いたこともありません。
したがって、他の人の説も100%信じることもできませんし、反対もできません。ましてや自説も持っておりません。
しかし、下記の点は事実なのです。
・ 相模湾上空で何らかのトラブルが発生したこと
・ 事故調がいうような急減圧は発生しなかったこと
・ 事故機はパイロットたちの懸命の操作で32分間飛び続けたこと
・ 御巣鷹の尾根に墜落したこと
・ 墜落直後は生存者4名の他にも何人かの生存者がいたこと
・ 捜索の遅さにより、最終的に生存者は4名になったこと
・ 事故機の原因究明に必要な部品の多くが海に沈んでいること
・ 事故調査報告書がいいかげんなものであること
・ 事故発生から墜落までの全記録がCVRに収められたこと。
私はその中でも、CVRに興味を持ちました。
デジタル処理し、事故調も解読できなかった内容を明確にしたいと考えました。
事故調の行った前後で意味のつながらないような解読は解読とは云えないと私は思っています。
そして、この事故を風化させないことを願ってこのHPを開設したわけです。
私は航空機の設計の仕事をしています。
何度かシアトルにあるボーイング社に派遣され、航空機の設計をしてきました。
来年あたりまたシアトルへ行く予定です。任期は何年になるかわかりません。
独り者ですし、日本にいるよりも時間はたっぷりとれると思うので、今よりも本事故について考える時間を取ることができると思います。
これからも長いお付き合いをよろしくお願いします。
そして本事故の原因究明を共にめざしましょう。
以上、ながながと申し訳ありませんでした。
ねこすけ
Sep. 27 2005